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枯れ木に花を咲かせましょう

おとなびパス 妙心寺

北野白梅町から嵐電(京福電気鉄道)北野線で妙心寺まで行きます。
嵐電は四条大宮から嵐山間の嵐山本線には何度も乗車したことがあります。
しかし、北野白梅町から帷子ノ辻間の北野線に乗るのは初めてです。


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国際観光都市の駅舎としては情けない建物ですが、この嵐電は京都市民や観光客にも人気があります。


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電車は単車の一両運転ですが、10分毎に運転しています。
車体のカラーは京紫という色だそうです。


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妙心寺駅で降りて少し歩くと妙心寺北門があります。


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妙心寺には数多くの塔頭寺院があり、その数47院とも48院とも云われています。
広大な山内の塔頭だけでも37箇院あり、境外にも多くの塔頭寺院があって石庭で有名な龍安寺もその一つです。


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拝観できない塔頭寺院がほとんどですが、玄関から覗いて見て回るだけでも楽しいです。


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とにかく境内が広大で、たまに寺院の自家用車や庭の手入れの車が通りますが、人通りも少なく静かです。


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妙心寺大庫裡の西側にある霊雲院です。
玄関わきに立っている石柱に「西田幾多郎先生墓」とあります。
後で調べて分かったのですが、西田幾多郎は鎌倉で亡くなり、.
鎌倉の東慶寺、故郷かほく市の長楽寺、京都の妙心寺塔頭霊雲院の3ケ寺に分骨されて墓があるそうです。
哲学と禅、解かる気がします。


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妙心寺の方丈です。
ここで申し込むと、狩野探幽が8年がかりで描き上げたという法堂の雲竜図や梵鐘、明智風呂などが案内付きで観ることができます。


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法堂、仏殿、三門と一列に並んでいます。


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東側の塔頭寺院群も見て回ります。


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とにかく広いです。
しかし静かでここでは外国語の会話の声も聞こえません。
静かに散策するには最良の場所です。
西田幾多郎先生の墓があるのも納得ですね。


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明智光秀の菩提の追善に建てたと言われる浴室で明智風呂と云われています。


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勅使門と三門の間にある放生池です。


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寺には珍しい?朱塗りの三門です。


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仏殿です。


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南の正門を入ったところにある境内の全景図です。
とにかく大きな寺領で、何度も来ていますがまだ歩いていないエリアもあります。


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妙心寺の正門です。
ここから初めて入ったのは67年前、東映の大監督沢島忠さんが連れて行ってくれました。
私が幼年時代に住んでいた家の隣家に助監督時代の沢島忠さんが下宿していたのです。
よく散歩に連れて行ってくださってました。
暑い夏の夕刻、妙心寺門前の店に切り売りの黄色い西瓜が置いてありました。
私が欲しそうに見ていたのか、沢島さんが買ってくれたことを今でも鮮明に思い出します。
私の母は沢忠(さわちゅう)さんと呼んでましたが、その後お会いしたことはありません。
昨年1月に亡くなられたことを知りました、合掌…。


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JR山陰本線の花園駅です。
高架になってモダンな駅舎で様変わりですね。
高校生時代にも妙心寺を訪れましたが、駅前に小さな食堂がありました。
おばあさんが一人で店をやっていましたが、そのおばあさんが作る親子丼が実に美味かったのです。
社会人になってからも妙心寺に来たとき、その親子丼が食べたくて食堂に足を運びました。
駅前もすっかり変わり、もうその食堂がどこにあったかも判りません。

花園駅から円町駅までは一駅です。
今日は円町界隈で一杯やって食事にし、早く寝ることにします。
明日はまた京都御苑、仙洞御所の9時30分からの参観ツアーを予約しています。








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  1. 2019/02/17(日) 17:01:58|
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おとなびパス 北野天満宮

福井からサンダーバード18号で京都駅に帰り着いたのは13時30分過ぎ。
嵯峨野線に乗り換え円町駅から市バスで北野天満宮に向かいます。
北野天満宮へは西大路を上がり北野白梅町を右折して今出川通を進んですぐ、円町駅から5分です。


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天満宮の境内は広いです。


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参道を歩いていると牛の像がありました。
なんかたくさんあるそうです。
皆に撫でられてピカピカ光っています。


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立派な楼門があります。
なかなかの門構えですね。


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やはりありました、菅公が詠んだ歌。
「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」


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「飛梅」、一夜にして京から太宰府に飛んで行ったという伝説がありますが、
現実には京の道真の家から株分けをして持って行き太宰府に植えたのだとか。
この樹齢400年の紅梅がその原種だという説もあるようです。


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国宝の拝殿です。
受験生がよくお参りに来るところですね。


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天満宮は裏側からも拝むことができます。
裏から拝むのは良いですけど、裏口入学はいけません。


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白梅が咲いていました。
バックに宝物殿が写ってますが、その屋根は銅ではなくチタン葺きとか。


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三光門と云われる中門。


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天満宮の梅園です。
今年の京都の梅は冷え込みがきつかったので開花が遅れています。
梅園の梅もまだ1、2分咲きです。


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梅がまだまだなので早々に引き上げます。
歩いて嵐電北野線の北野白梅町駅まで来ました。
今夜も同じ円町のホテルに連泊ですが、時刻はまだ14時20分でホテルに帰るにはまだ早いです。
思いつきで嵐電に乗って花園の妙心寺に行ってみることにします。









  1. 2019/02/16(土) 16:05:55|
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おとなびパス 永平寺

おとなびパス2日目の旅先は福井県の永平寺です。
55年前の1964年の冬に初めて永平寺を訪れました。
大阪の高校に在学していた頃で、冬休みに母親のもとに帰っていた時のことです。
金沢の女子高生であった人との初デートでした。
同年齢でその後、金沢の尾山神社などにも一緒に行きましたが、この永平寺の印象が強いです。
青春時代の淡い思い出です。


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京都駅0番ホーム、6時58分発のサンダーバード1号に乗ります。
朝一の北陸本線特急は自由席もガラガラでした。


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約1時間半で福井駅に到着です。
福井駅東口に出ます。
えちぜん鉄道駅舎1階のバス切符売り場で京福バス永平寺ライナーの切符を買います。


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えちぜん鉄道とバスを乗り継いでも行けますが、永平寺ライナーで直行する方が早くて便利です。
55年前は電車とバスを乗り継いで行きました。


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永平寺のバス停から緩い坂道を5分くらい歩くと永平寺に到着です。


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ここは龍門というそうですが、さらに緩い坂道を歩きます。


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瑠璃聖寶閣という歴史博物館ですが、1968年創立とありますから初めて訪れた時はなかったようですね。


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参道際に全景図がありました。
山の斜面に数々の伽藍が配置されています。


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参拝はこの通用口から入ります。
まだ9時25分、一番のバスできましたから参拝客はほとんどいません。


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券売機で参拝券を買って吉祥閣の参拝受付に行きます。
下足を脱いでポリ袋に入れ自分で持ち歩きます。
ポリ袋は新しいものです。
この下足入れのポリ袋には、京都大原三千院での嫌なことが思い出されます。
三千院でも下足を持ち歩きますが、そのポリ袋は使い回しの汚く不衛生なものでした。
本当に触るのも嫌なくらいの汚さでした。
あの寺にはもう2度と行きたくありません。


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参拝はこの吉祥閣1階の広いフロアーからスタートします。


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吉祥閣となりの、傘松閣2階の絵天井の間です。
230枚の色彩画が飾られていて美しい天井です。
誰もいないのでゆっくりと見れましたが、首が痛くなりました。


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磨き上げられた廊下は、上履きなしの足で歩いても気持ち良いですね。


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階段の窓から見えるのは、山門と中雀門です。


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左手が僧堂で座禅をする単が90席あるそうです。


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僧堂に架かる「雲堂」という額。


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伽藍が山の斜面に配置されているので、階段が多いです。


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階段を登り切ったところが法堂です。
下に仏殿が見えています。
いつ降ったものか、雪がまだ残っていました。

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法堂内部はなかなか荘厳な雰囲気です。
畳を乾拭きしたり、掃除の仕方を教えてもらっている僧が2,3人いました。


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掃除も修行の一つ、承陽門を掃除する修行僧がいました。


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曹洞宗の開祖、道元禅師を祀る承陽殿。
日本曹洞宗発祥の聖地とされています。


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法堂の真下にある仏殿の内部です。


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仏殿から見た中雀門とその後ろに山門です。


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仏殿と中雀門の間の庭、奥に僧堂が見えます。


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大庫院と云われる永平寺の云わば厨房です。


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大すりこぎ棒と書いてありますが、これを使うすり鉢はどこにあるんでしょうか。


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山門です。
永平寺に入門を乞う雲水が何時間も待って入門を許され、修行を終えて出るという、すなわち2度だけくぐれる門です。
参拝者はここから外へは出ることができません。
山門を外から眺めることはできないのです。


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門柱には聯という木札が架かっています。
私には読めませんが、「厳しい修行の場に、覚悟してきたものにだけ山門をくぐることが許される」ということらしいです。


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山門両脇に四天王が立っています。
これは北方多聞天と東方持国天です。


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こちらは南方増長天と西方広目天です。
この山門は永平寺で最古の建築物だそうです。


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祠堂殿に大きな数珠が架かっていました。


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七堂伽藍を巡り通用門を出たのは10時20分でした。
約1時間で参拝を終えました。


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通用門からちょっと上にあるのが唐門と云われる正門です。
平素は開けられませんが元旦だけは開いて参拝者も通り山門をくぐれるそうです。
巨大杉並木が重厚です。


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永平寺の横には清流が流れています。


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帰り道に清流側を歩いていると、種田山頭火の句碑がありました。
「生死の中の 雪降りしきる」。


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帰りも永平寺ライナーで福井駅へ。
バス車窓からの福井駅東口です。


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福井駅で昼食を摂り、11時43分のサンダーバード18号で京都に戻ります。
13時過ぎには京都に着くので、北野天満宮に梅を見に行ってみようと思います。

55年ぶりの永平寺でしたが、昔のままの伽藍など微かに記憶に残る場所もありました。
門前町などは全く昔とは変わっていたようですが、永平寺はそのままの趣であったと思います。








  1. 2019/02/14(木) 14:57:34|
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おとなびパス 京都御所

桂離宮の参観ツアーは参加者が少なかったせいか、予定より少し早く(参観時間50分)終わりました。
帰りも京阪京都バスで京都駅に戻り、地下鉄烏丸線に乗り換えて京都御所に行ってみました。
烏丸線今出川駅で降りて、京都御苑の中立売御門を入ったのは午後3時前です。
中立売御門は工事中でしたが、歩行者は出入りできるようになっていました。


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中立売御門を入ると左手すぐに中立売休憩所があります。
休憩所が新しく改築されて良くなっていました。


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まだオープンして間もないようで、芝生も養生中の立ち入り禁止です。
以前の休憩所は雑然として御所の前にある建物としてはちょっと不釣り合いでした。
新しいのはちょっとモダンすぎて、これもやや御所には似合わないかもしれません。


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休憩所の真前が参観出入口の清所門です。
京都御所は昔と違って申し込み不要の通年公開となっています。
但し月曜日は参観休止日です。
2月の参観時間は9:00から15:20に入門可能で、最終退出は16:00になってました。
この日清所門を入ったのは午後3時ちょっと前、午後4時までは十分な参観時間があります。


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清所門を入ると手荷物検査があります。
そしてすぐ右手に休憩所があり、手荷物をロッカーに預けます。


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参観順路に沿って南に歩いていくと、左手の門から奥に天皇の住まいであった御常御殿が見えます。
帰路はこの門から出てくるようになっています。


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そして順路の右手には宜秋門があります。
特別公開の参観時はこの門から入り清所門から出るようです。


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御車寄、公卿や高位貴族が使用した玄関だそうです。


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諸大夫の間、使者の控えの間です。


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新御車寄は大正天皇の即位礼の時に建てられたもので、大正以降の天皇皇后両陛下のための玄関となってます。
なにやら工事中のようでした。


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御所正門の建礼門とその内側の承明門は工事中で通行止めになっていました。
残念ですが、しかし平素見れない紫宸殿をまじかに見たり、紫宸殿横を見て清涼殿に出たり、良いこともありました。


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承明門左手から入り、紫宸殿西側へ順路が設けられています。


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右近の橘は囲いの中です。
警備の女性がいたので聞いてみると、樹齢160年の橘は霜に弱く保護のため囲いをしているとか。
きょうはまだ窓を開けているから幸運でしたね、とか言っていました。


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こちらは左近の桜、桜は元気そうです。
4月には花をつけるのでしょうか。


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紫宸殿をこんなに間近に見るのは初めてです。
京都御所ではもっとも格式の高い正殿だけあって、流石に立派な建物には圧倒されます。
明治、大正、昭和の三代天皇の即位礼が行われたそうです。
南庭の白砂の上を歩いていると清々しい気分になります。


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この日は遅くに入ったため参観客も少なく、ゆっくりと落ち着いて見れました。


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順路のところだけ白砂を除けてるようです。
右手西側の朱塗りの門は月華門で反対側の東側には日華門があります。


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紫宸殿の西側を歩いて清涼殿に出ました。
なにやら衝立のようなものがあるのは、行事予定を書いた掲示板ですね。


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天皇の住まいが御常御殿に移るまではこの清涼殿が天皇の日常の住まいだったようです。


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分厚い畳のような座は昼御座(ひのおまし)とかいう、天皇が昼間使った御座所です。


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清涼殿の庭には御殿から見て右に漢竹、左に呉竹が植えられています。
謂れは知りませんが、紫宸殿の右近橘、左近桜と同様になくてはならない植物らしいです。

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明治天皇も東京に移るまで住んでおられた御常御殿です。


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大正天皇の即位礼の時に造営された春興殿です。


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幕末の小御所会議が行われた小御所は焼失して、その後に建てられた小御所です。


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ガラス越しに見える襖絵が綺麗です。


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小御所、御学問所前の御池庭です。


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天皇が夏季納涼の御座所として使われた御涼所、御内庭の奥にこじんまりと佇んでいます。


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梅の老木がちらほらと花をつけ始めていました。


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参観順路を一巡して出発点の清所門休憩所に帰ってきました。
時刻は午後3時半、約40分ほどで順路を回り終えました。
参観客が少なくて、写真も撮りやすかったし、早く回れました。


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先ほど御所内側から見た宜秋門です。
帰りは南に下がり丸太町から地下鉄に乗ります。


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御所南西角の清水谷家跡の椋の木です。
樹齢約300年で目立つ位置にポツンと植わっています。


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焼けて開く、蛤御門。
工事車両のダンプトラックが仕事を終えて帰るところでしょうか。


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御苑の梅園ではほとんどの木がまだ蕾でした。
今年の京都は冷えが厳しく、開花が例年より遅れているそうで、広島とは大違いです。
これは珍しく満開の紅梅が咲いていました。


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御苑九条家跡地の池の端に厳島神社がありました。
この石の鳥居は平清盛公建立となっています。
宮島の厳島神社とは、どちらが古いのでしょうか?


御苑の烏丸丸太町側の出入口から出て地下鉄に乗り、京都駅に戻ってきました。
まだ夕食には早いので、京都タワー北側のヨドバシカメラマルチメディア京都に立ち寄ってみました。
大阪梅田のヨドバシも売り場面積が大きいですが、ヨドバシ京都も負けてません。
夕食までの時間潰とはいえ、ちょっと疲れました。
今夜は山陰本線(嵯峨野線)円町駅前のホテルに泊まります。
円町は西大路通りにあり、京都の下町という雰囲気です。
JRは快速も止まりますし、二条駅まで一駅で地下鉄東西線乗換や、バスの便も良く便利の良いところです。
明日は早起きして、北陸本線朝一のサンダーバード1号で福井の永平寺へ行ってみようと思います。















  1. 2019/02/11(月) 15:52:33|
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おとなびパス 桂離宮

今年も「おとなびパス」で旅をしてみることにしました。
おとなびパスが始まった頃は、JR西日本管内の新幹線、在来線特急が3日間乗り放題で16,000円(普通車)でした。
いまは値上がりして20,000円になってます。
私はジパング倶楽部会員でもあるのですが、おとなびの良いところはジパングでは乗れない「のぞみ」、「みずほ」に乗れることです。
関西、北陸方面の10日間天気予報を見ながら、一週間前に2月7日から3日間の切符を予約しました。
とりあえず京都に行くことにして、まだ行ったことのない桂離宮を7日の参観申し込みをし、仙洞御所も観ていないので9日の参観を申し込みました。
8日の予定は未定にしておきました。

7日朝、「みずほ」に乗って京都に向かいます。
「みずほ」は新大阪止まりですが、新大阪から東の東海道新幹線はJR東海で、おとなびパスでは新幹線で京都まで行けません。
だから、居眠りして乗り過ごすことのない「みずほ」は好都合なのです。
新大阪から在来線の新快速に乗り換えて京都まで行きます。
京都駅から桂離宮まで京阪京都バスで20分ほど、桂大橋を渡った桂川右岸の桂離宮前で降ります。
嵐山から7kmくらい下流でしょうか、桂川右岸に桂離宮はあります。


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桂大橋から右岸堤防の道路を上流に5分ほど歩き左に折れると桂離宮です。
竹垣に木造の門がありました。
参観の時に判ったのですが、これが桂離宮の正門です。
参観の入口はこの竹垣に沿って進むとすぐのところにありました。
参観予定時刻の20分前位に受付開始、参観出入口を入って右の休憩所で手荷物をロッカーに入れます。
桂離宮の参観はガイドツアーです。
若い女性のガイドさんが案内してくれました。


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休憩所を出発して池を右手に見ながら進むと茅葺屋根の御幸門があります。
皮付きの自然木の柱が屋根を支えています。


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御幸門の向こうには外から見た正門の表門があります。
普段はこの門が明けられることはないそうです。


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少し戻って順路を進むと、外腰掛という簡素な休憩所があり雪隠が設けられています。
もちろん参観者用ではありませんけど。
少し先にある松琴亭という茶室の待合腰掛けだそうです。
腰掛けると目の前は蘇鉄山が池の目隠しになっています。
茶室で見る風景のためにここでは見せないということのようです。


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腰掛を立って進むと茶室の松琴亭が見えてきます。


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平たく丸みを帯びた石が敷き詰められた州浜が突き出して、先端の灯篭を岬の灯台に見立てて海の景色としています。


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石橋を渡って松琴亭へ進みます。
この橋で参観者がよく池に落ちるから注意するようにとのこと、云われるとなんだか落ちそうな気もしてきます。


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松琴亭からは対岸の書院(御殿)の全景が望めます。


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松琴亭内部は質素に見えてなかなか凝った作りです。


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袋戸棚の下は火鉢になっていて食膳が冷めぬためのものだそうです。
床や襖の青白市松模様はなかなか斬新な配色です。


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池を巡る庭は小堀遠州の影響を受けた庭師の作ともいわれています。
桂離宮は八条の宮初代智仁親王が創建され初代親王没後一時荒廃していましたが、
二代智忠親王が加賀藩前田利常の息女富姫を妻に迎え、加賀藩の財力を得てこの優美な山荘を完成させたそうです。


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松琴亭から中島に渡ると小さな茶屋風の賞花亭と呼ばれる消夏のための小亭があります。


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さらに飛び石伝いに進むと園林堂という持仏堂があり、そこからは書院全景が見渡せます。


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眼を左に向けると笑意軒という田舎家風の茶室があります。


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この土橋を渡ってガイドさんが指す方へ進むと笑意軒です。


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土橋を渡り笑意軒側から見た園林堂です。


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丸く抜いた下地窓が田舎家を洒落た茶室に変えています。
「笑意軒」の扁額が面白いです。


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質素な造りの中にところどころ粋な装飾があります。


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書院は古書院、中書院、楽器の間、新御殿と雁行型に並んでいて、何処からも庭を良く見渡せるようになっています。


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古書院の池に面して作られた月見台です。
木組に竹床を張った簡素な縁台ですが風流なものです。


20190207-KN1_2167.jpg

月波楼と呼ばれる茶亭です。
天井が舟底のように組まれています。


20190207-KN1_2176.jpg

池を眺めて見晴らしが良い月波楼の部屋です。


20190207-KN1_2182.jpg

一回りして出発点へ帰ってきました。
目隠しの松の隙間から松琴亭が見えています。
約1時間の参観ツアーでした。
それにしてもこの優雅な離宮が加賀藩の後援があったとは知りませんでした。
位の高い宮さまも懐は寂しかったのですね。


20190207-KN1_2183.jpg

生垣の奥の入り江に川舟が一艘隠れていました。

桂離宮の庭と数軒の茶亭、そして書院は評判通りの優雅さでした。
花も紅葉もないこの冬の寒空でも美しい佇まいで、観る者を魅了します。
昨年から参観料が1000円必要になったそうですが、少しでもこの素晴らしい離宮の維持費の足しになれば良いと思います。
参観料を払っても観る価値は十分あります。

まだ時間があるので、これから京都御所に行ってみようと思います。









  1. 2019/02/10(日) 23:01:12|
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花咲か爺

Author:花咲か爺
日記帳はいつも最後まで書いたことがなかったし、ウェブログも二度開設したが続かなかった。
三度目のブログにトライで、時折々の雑事を書いて続けられたらよし。
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