このところ毎日、テレビは西日本豪雨による被害状況を報道しています。
雨も止み夏日が続く毎日ですが、それでも土砂流出による被害が報じられている状況です。
今朝の地元紙では広島県内の死者94名、行方不明者25名となっていました。
毎日被害者や被害家屋の数値が増えているのを見ると、改めて今回の豪雨のすさまじさを感じます。
7月7日朝の太田川放水路です。
茶色く濁った泥水が高水敷(河川敷)を超えて堤防法面に沿って流れています。
この太田川放水路は太田川下流域の洪水を防ぐため人工的に作られた川です。
広島市内では一番大きな川で太田川流域の流量の約半分4500㎥/secの放水を受け持っています。
市内は海抜ゼロ~マイナス地帯も多く、この川が氾濫すると大変なことになります。
今朝の太田川放水路です。
川は綺麗な水になり、高水敷も現れて何事もなかったように、低水路だけを流れています。
しかし、テレビではまだ豪雨の爪痕が報道され、画面では行方不明者の捜索や土石の片付けなどの画像が流れています。
犠牲者の7割は高齢者であったとか、一人住まいで避難もできなかった人も多いようです。
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
真夏日が続くようですが、浸水被害や家屋損壊被害の被害者さん、各作業の人々の苦労は大変なものと思います。
熱中症等、健康に留意して作業をされるようお願いします。
青空の下の裏山です。
ふと気づいたのですが、梅雨も明け真夏になったというのに蝉の鳴き声が全く聞こえません。
毎年この時期はアブラ蝉がやかましく鳴くのですが、時折ウグイスが美声を発しているだけです。
蝉も豪雨に驚いてダンマリを決め込んでいるのか、あるいは犠牲者を思い喪に服しているのでしょうか。
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- 2018/07/14(土) 11:44:11|
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